さぬき市で起業するには 開業から会社設立の立ち上げ費用と税理士選びまで

さぬき市でも起業の実現については、先だっての準備と事業計画の緻密さによって大きく関わってきます。

起業というのは自分のビジョンを形にし、新しい利便性を世界に付加する挑戦になります。

それを達成するには適切な準備が必要になります。

事業計画、資金調達や法人設立についての申請手続きなど、さまざまな基盤を一歩ずつ整備していくことが成功への道になります。

さぬき市で起業をする場合に第一にしておくことは

さぬき市で起業をするなら、始めに自身のアイデアを形にし、そのことが社会に通用するかについてチェックすることが不可欠です。

つぎに事業計画を立案し、資金調達をして、会社設立の手続きを完了することで事業がスタートします。

このようなステップを少しずつ進めることこそが成功へのルートです。

自身が何を提供したいのか、それらで生まれてくる価値はどのようなものか、どのような人がターゲットなのか、競合他社との差別化ポイントはどこかについてクリアにしていきます。

これらの工程では市場調査が大切です。

ターゲットにする人のニーズや市場の規模や競合他社の状況についてつかむことにより、自身の頭にあることが実現可能であるかどうかについて評価できます。

事業計画がさぬき市での起業の行き先を決める

事業計画というのは、単に目標のみでなく、自身の事業全体を伝えるものです。

初めに、ビジネスの背景や目的とターゲットイメージや主となる製品やサービスといった事業のサマリーを記載します。

つぎに収益モデルを表します。

たとえば、製品を売ることによる収益、サブスクリプションでの継続的な収益等というように自身の事業がどうやって収益を手に入れるのかについて表します。

納得感の高いものにするために、市場調査を徹底的に行って、事業に要求されるリソースやコスト、収支計画についてもまとめます。

さらに、どのように事業を軌道に乗せていくのかといった長期の成長戦略や目標についても明示します。

事業計画というのは起業で最も肝心な準備の一つであって、ビジネスがどのように成長していくのかについて表すものになります。

事業計画というのはさぬき市で融資や投資などを調達する時の説得資料にもなってくるので、綿密に作り上げることが必要になります。

さぬき市での起業する際の資金計画の作成方法

資金計画は、事業を行うための資金を計算し、それをどこから調達してくるかを策定するものです。

資金というのは、大まかに初期費用と運転資金があります。

初期費用には設備投資や仕入れの際に発生する費用、オフィス設立の費用等が含まれます。

一方で運転資金というのはビジネスが本格的に始まるまでに発生する家賃、人件費や広告費等の経費となります。

これを足し合わせて、必要となる資金額を割り出します。

例として、初期費用に500万円、運転資金に月当たり50万円を6か月分として合計300万円と割り出したら、合計して800万円を調達する方針を練り上げます。

起業するときのさぬき市での資金調達方法

起業する際のさぬき市での資金調達手段としては、自己資金や融資、補助金、助成金やクラウドファンディングなどのようなたくさんの手段があります。

自己資金というのは、そのままの通り自分のお金を活用する手段であり、最もリスクを抑えることができますが限度があります。

融資というのは日本政策金融公庫、銀行等から借り入れを行う手段です。

日本政策金融公庫は起業者向けの融資制度を提供しており、他と比較して低金利で借りれます。

さぬき市の自治体や国等が準備している助成金や補助金をもらうという方法も存在します。

もらうには詳細な事業計画書や実績報告等が要求されますが、返済がいらないという長所があります。

他にインターネットを利用した資金調達方法のクラウドファンディングも選択肢になり始めています。

さぬき市での会社設立の手続きの流れと費用とは？

さぬき市で法人を設立する時、おもに株式会社と合同会社等を選ぶことになります。

ここからは株式会社の会社設立の手続きについて解説します。

定款の用意

まず定款を作ります。

定款とは法人の基本情報を書いた文書であって、事業目的と法人名（商号）、本店所在地と資本金、発起人などを記載します。

このとき電子定款を選択すると、印紙税の4万円がかからないので節約できます。

資本金の払い込み

定款ができたら、発起人の口座に資本金を払い込みます。

ここでの払い込みの記録は、法人設立登記の時に要求されるため銀行などの振込明細書または通帳のコピーを保管しておきます。

法務局における会社設立についての登記申請

法務局にて法人設立登記をしていきます。

ここで要求される書類は、定款、設立時取締役の就任承諾書、資本金の払込証明書、登記申請書、登録免許税（約15万円〜）の領収書等です。

法人設立届出書の提出

法人登記の後、さぬき市でも税務署での手続きを行います。

設立した会社においては納税義務を負うため、「法人設立届出書」を税務署に出します。

この書類には、登記簿謄本と定款の写しと会社の印鑑証明書等を添付するようにします。

合わせて、消費税に関する届出や青色申告承認申請書を必要であれば提出します。

青色申告は、税務上の優遇措置を受けることが可能になるため、たくさんの会社が選択します。

設立した法人が事業をする所在地の市区町村役場や都道府県税事務所にも、法人設立届出書を出します。

こうすることにより、法人事業税や住民税についての課税対象とされます。

このような届出をしないと罰則が科されるため注意しなくてはなりません。

社会保険に関する手続き

社会保険関連の申請手続きも不可欠です。

さぬき市でも、法人で社員を雇用する際は、雇用保険や労災保険に入ることが義務になります。

したがって労働基準監督署へ「適用事業報告書」を提出し、労災保険加入の申請を行います。

さらにハローワーク(公共職業安定所)にて雇用保険加入の申請を進めます。

日本年金機構に厚生年金と健康保険の新規適用届を提出するのも忘れてはいけません。

金融機関での口座開設

会社用の銀行口座は、会社には不可欠になります。

作成のためには、会社の実印と登記簿謄本と法人印鑑証明書、定款等の書類が必要になります。

税理士を先に契約しておくと煩雑な手続きもスムーズにいきます

難解な申請手続きを手早く終えるにはさぬき市でも税理士に依頼することを強くお勧めします。

税理士というのは、事業計画や資金計画をサポートしてもらえるだけでなくさぬき市の助成金や補助金をもらう手続きについてもサポートしてもらえます。

当然ながら、経理や決算処理についてもサポートしてくれるので、ビジネス集中できるようになります。

さらに税理士というのは経営面でも必要なパートナーです。

事業の運営において財務を把握して改善案を作成し、有益な節税対策などを行って、企業の運営をサポートします。

税務調査のリスク管理や、資金繰りについての助言もしてくれます。