香美市の病院やクリニックで働きたい 看護師や薬剤師などの求人募集で抑えるべきポイントとは
香美市の病院とクリニックで仕事をする時は求人に示されている勤務形態、給与・福利厚生、職場環境、教育制度・キャリアアップ等について広く調べていくことが必要になります。
長期的に勤めたいときは、給料だけでなく、福利厚生や教育制度なども重要視していきましょう。
香美市でも職場見学等を通じて、見定めていきましょう。
勤務形態
香美市の病院でも日勤と夜勤、深夜勤務等のシフトによる勤務がふつうになります。
そのため、夜勤でも働けるかどうかが重要なポイントになります。
逆に、香美市のクリニックでは外来診療が主であるため、夜勤で働くことはあまりありません。
診療時間も日中が多くなっているので、子育てや家事と両立しやすい仕事場です。
給与と福利厚生
病院の勤務は香美市でも残業と夜勤が多くなるので、基本給以外にも夜勤や残業の手当を支払われて手取りも高くなりがちです。
とりわけ規模の大きな病院は交通費や住宅手当や資格手当などのいろいろな手当が用意されている場合も多くなっています。
それとは逆に、香美市のクリニックは夜勤と残業が多くないので病院と比較して低くなる傾向にあります。
福利厚生については、病院は産休・育休、社会保険、退職金制度などの制度が整備されている場合が多くなっています。
加えて、病院にもよりますが院内保育所が準備されている所もあって、子育てをしている家族には助けになる長所となります。
クリニックの福利厚生は病院と比較すると少な目であるケースもありますが、人数の少ない仕事場でアットホームで勤務しやすいクリニックも多いです。
教育制度とキャリアアップ
病院については新人と中途採用者以外にも看護師や薬剤師という専門職に向けた院内研修などの様々な学びの機会を提供していることが多くなっています。
さらに、規模の大きい病院では別の診療科の職務経験を積むことが可能で、包括的にスキルを身につけることが可能です。
一方で、香美市のクリニックでは特定の診療科を専門にしてスキルやノウハウを深く身につけることができます。
職場環境
病院というのは香美市でも多くの職種の職員が分担して対応するチーム医療です。
よって、相互のコミュニケーション力が必要になります。
クリニックにおいては人数が少ない場合が多いので、個々の担当が広範囲にわたることがあります。
それだけ、各々の責任も大きくなって、患者とより近い距離で勤務できる環境です。
香美市の病院とクリニックにはどんな職種があるの？
病院やクリニックでは香美市でも多種多様な医療職種があり、一つ一つの職種で仕事内容、求められるスキル資格なども変わります。
看護師
看護師というのは、香美市でも患者を担当する医療現場の中心的存在です。
病院では、病棟での看護、手術の時の補佐や器械出し等のようないろいろな業務を果たします。
急性期病棟では重症患者の看護がメインで、慢性期や回復期病棟においてはリハビリテーションや入院生活を世話していくのが仕事になります。
クリニックでは、採血、注射、診療補助、健康相談等という外来患者に対応する仕事を担当します。
看護師として勤務するためには看護師免許が必須で、この資格については看護学校や大学の看護学部を卒業して、国家試験に合格すれば手にすることができます。
薬剤師
薬剤師は患者への薬物治療支援する職務を担っていきます。
病院においては、調剤業務、服薬指導以外に、医薬品の管理、医師に対する情報提供もします。
クリニックの薬剤師については、院内処方を行う場合には調剤がメインですが、外の調剤薬局を使っている場合は医薬品の管理や診療補佐がおもな職務になります。
薬剤師として働くためには、薬学部を卒業後、薬剤師国家試験に合格しなければなりません。
キャリアアップのため、専門薬剤師資格を目指していく方も多いです。
医療事務
医療事務は香美市でも病院やクリニックのレセプト作成などの診療報酬請求業務、受付業務や患者対応業務などを担当します。
病院では、各診療科や部署別のことが多いですが、クリニックでは全体をひとりで処理することも多いです。
医療事務として勤めるためには必ず資格が必要わけではないのですが、診療報酬請求事務能力検定や医療事務検定をとると採用やキャリアアップの際に役に立ちます。
介護士や看護助手
介護士や看護助手は、患者の食事、入浴などの病院生活のサポートをする職種です。
病院においては看護師の補佐を行う職務を担当するところが多くなっています。
クリニックでは介護士や看護助手を置かないところもありますが訪問診療や在宅医療をするクリニックにおいては介護職は大事な役割を持ちます。
介護士として勤務するには介護福祉士資格を得るのが一般的です。
看護助手として勤務するためには、必ず資格が要るわけではないのですが、介護職員初任者研修を受けておくと有効です。
作業療法士（OT）
作業療法士（OT）は患者の日々の生活をしていく能力を回復させる訓練を担当していきます。
病院においては、精神科やリハビリテーション科に勤務することが多いです。
クリニックでは、精神科や小児科クリニックで仕事をすることが多くなっています。
とくに発達障害の子どもに向けた支援が注目を集めています。
作業療法士についても大学や専門学校で学び、作業療法士国家試験の合格が必要です。
臨床検査技師
臨床検査技師は、心電図や超音波検査（エコー）、血液検査、尿検査等というような診断に必要となる検査を担っていきます。
病院では様々な検査が必要になるので、様々な知識と技術が欠かせませんが、クリニックでは一つの検査のみを行っていく場合が多くなっています。
臨床検査技師として仕事をするためには大学や専門学校にて学んで、臨床検査技師資格の国家試験に合格しなければなりません。
栄養士と管理栄養士
栄養士や管理栄養士は、患者の栄養のサポートを担います。
病院においては入院患者の食事管理と栄養指導がメインの業務です。
クリニックにおいては生活習慣病の患者への栄養相談が中心となることが多くなっています。
栄養士の免許は専門学校や大学等の栄養士養成施設を修了することにより取ることができますが、管理栄養士資格については栄養士免許を取得したうえで国家試験に合格する必要があります。
診療放射線技師
診療放射線技師は、CT、MRI、レントゲン撮影などといった画像診断のための仕事を担当します。
病院ではいろいろな撮影装置を扱いますし、クリニックでは内科や整形外科等特定の撮影装置扱うことが一般的です。
診療放射線技師として勤務するためには専門学校や大学で放射線技術を学んで、診療放射線技師国家試験に合格する必要があります。
言語聴覚士（ST）
言語聴覚士（ST）は言語機能や嚥下機能に障害を持つ患者を支援します。
では、脳血管障害や外傷後のリハビリが主であって、クリニックにおいては高齢者や発達障害児に対する支援を担う場合が多くなっています。
言語聴覚士（ST）として働くためには専門学校や大学にて学び国家試験に合格する必要があります。
特に、嚥下障害についてのリバビリは命に関わるので、責任感と専門知識が求められます。
理学療法士（PT）
理学療法士（PT）は、患者の身体機能を回復させるためのリハビリテーションを担っていきます。
病院においては手術後や骨折等のリハビリテーション、脳血管疾患患者の運動機能回復などがおもな仕事です。
クリニックにおいてはリハビリテーション科や整形外科に勤めることが多くなっています。
理学療法士として勤務するには、専門学校や大学で学んで、国家試験に合格しなければなりません。
